ロータリークラブでは、様々な国、文化、職業の人びとが知識とスキル、そして「こころ」を持ち寄って、街づくり、青少年の育成、平和推進、人道的支援など、自らが属する地域社会を含め世界がよりよく変わることを願い奉仕活動に取り組んでいます。現在、その活動は全世界200カ国以上の国と地域に広がり、クラブ数34,000以上、会員総数120万人に達し、日本では約8万人の会員がいます。

東京山王ロータリークラブは、2015年に私たちが所属する第2750地区における100番目のクラブとして誕生しました。幅広い職種と様々な世代のメンバーがおり、女性メンバーも数多く在籍しています。メンバー全員が高い専門性と広い経験を有し、地元のみならず海外まで、江戸から未来へ繋がるように、様々な奉仕活動を通じて、社会に貢献することを目指しています。
　　特に奉仕活動では、未来の再生医療を支援するiPS細胞研究所への支援活動、「山王さん」の名で親しまれている日枝神社を中心にした地域奉仕、近年は世界平和を重要視し、協力団体や海外クラブと連携し、ウクレイナ避難民支援をクラブ独自のプロジェクトとして推進しています。
　　また親睦活動として、一年を通じて、花見、グルメ、ゴルフ、旅行、Xmas会などの様々なイベントを数多く開催しており、会員のみならず、家族、友人との交流の和を深めています。
　　 普段は毎週水曜日の12時より、会員が集い、奉仕と親睦活動について話し合う「例会」を開催しています。例会では、ロータリアンとしての活動に必要な情報の共有のみならず、1時間という限られた時間を最大限有意義な時間とするために、各分野での第一線のゲストによる卓話を実施し、多くの學びを得て、各々の職業に活かすことを目指しています。

創立10周年を迎える 今年度を２度目の創立年度と位置づけ、再び奉仕活動への意欲を新たにすることを目指し「奉仕の扉をふたたび」をテーマとしました。具体的には、次の ４つの柱で活動を進めていきます。

【1. 多様性のあるクラブ】

私たちクラブは40代〜80代まで幅広い年代に加え、会員の30％が女性であり、車椅子を利用する会員もいます。 この多様さを大事にしながら、例会への参加が増えることを願い、一年の最後には無理のない健康的な会員増強をとなることを目指します。

【2. クラブの基礎体力の向上】

私たちのクラブは雰囲気が明るく気さくに話ができるといわれますが、奉仕でも親睦でもよりオープンな気風を実現するべく、気軽に意見交換の機会を設けます。 また会員同士がお互いの「今」を知るために毎例会において３分間スピーチを実施します。

【3. パートナーとの交流】

私たちのクラブは、今年度10周年という「2度目の創立」を迎えます。 より幅広く情報収集の接点を増やすためにも、専門知識を持った協力団体、より若いロータアクト、海外クラブとの交流を緊密にし、よりインパクトのある奉仕活動に繋げていきます。br/>

【4. インパクトのある奉仕事業】

私たちクラブは、これまでの9年間で様々な寄付や奉仕活動を実施してきました。 創立以来継続してきたiPS細胞研究所への支援はもちろんのこと、海外クラブや日本の多くの仲間と共により大きなプロジェクトを立案し、ウクライナ避難民支援など世界平和のために勤しみます。

上記の単年度でのテーマに加え、今年度よりクラブの中長期計画として、ビジョン声明を策定しました。


このようなクラブの指針のもとで、クラブの親睦の輪を大事にし、さらに継続して取り組める奉仕活動を立案し、取り組んでいきます。

ロータリーの活動を知り、クラブの雰囲気に触れるために、ぜひ例会にお越しにください。毎週水曜日12時から13時まで、東京都指定有形文化財の趣のある邸宅を改装した赤坂プリンス・クラシックハウスにて例会を開催しています。会員は庭園に面した開放的な眺めの中、昼食を交えながら、和やかな雰囲気でクラブ活動について話し合っています。
　　お願い）メイクアップなどで、初めて例会にお越しになる際は、事前に事務局へご連絡下さい。日時により、休会もしくは別会場にて例会を開催している時がございます。